誕生日を思いっきり祝おう!
●誕生日を祝う意味
誕生日とは文字通り、生まれた日を祝した記念日のことです。プレゼントをもらったりケーキを食べたりと、子供の頃には1年に1度のその日が来るのが待ち遠しかったものです。現在日本でおこなわれている、誕生日会を開いて家族や仲のよい人と過ごすという習慣は欧米の影響を受けてできたものです。古来の日本では、年齢は「数え年」という考え方が一般的でした。数え年とは、生まれた日に注目するのではなく、生まれた年だけに注目する数え方で、生まれた年を1歳とし、その後は1月1日ごとに歳を重ねるというものです。つまり、年が明ければ歳をとるということで、お正月にみんな1歳ずつ年齢が加算されていたのです。そのため、個別にお祝いをするという習慣はありませんでした。
現在のケーキを食べる、プレゼントを贈るという習慣は、欧米の複数の習慣が伝わって慣習化したものです。
例えば、ケーキを食べて祝うという習慣はアメリカなどいくつかの国にあるものですが、その上にロウソクを立てるというのは、ギリシャ神話で月と狩猟の女神アルテミスに捧げられたケーキにロウソクをたててお祝いしたことに由来しています。ロウソクの灯を女神が地上に投げかける月の光に見立てたのだそうです。
また、バースデーケーキに歳の数だけロウソクを立てて一息で吹き消すという習慣ですが、その由来は13世紀ドイツの農民の間でおこなわれていた「キンダーフェステ」というお祭りが起源になっているといわれています。キンダーフェステは、夜明けとともにはじまり、夕食にバースデーケーキを食べるまで絶やすことなくロウソクを灯し続けていたそうです。そして夕食時にみんなでケーキを食べるというお祭りでした。ケーキを食べる前にロウソクの灯を一息で吹き消す、願い事は他人には話してはならない、ということを守れば願いが叶うと信じられていたのです。
このようにいくつかの文化や風習が交ざり合って確立されたのが現在の日本の誕生日の祝い方ですが、最も大事なのはその人が生まれてきたことを感謝するということでしょう。
●両親に感謝しよう
誕生日とはこの世に生を受けた日。また、それを感謝する日でもあります。実際に欧米では、誕生日を迎えた人がまわりからプレゼントをもらうのではなく、逆にケーキや食事をふるまうなど感謝を伝える日として認識されている部分もあります。
1年に1度、自分が生まれてきたこと、無事に育ったことに思いをはせ、まわりの人たちに感謝をするのもよいでしょう。
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